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「法造」を用いた感覚判断オントロジーの構築
○香川夏美,奥村紀之(香川高専)
人間は長年の経験から、曖昧な情報を受け取った場合に適切な返答や行動を取ることができる。これは人間が「常識」を確立しているためである。一方、人間のような「常識」を保持していないコンピュータはこれができない。コンピュータをより人間らしいシステムにするために常識を踏まえて扱うことができる常識的感覚判断システムがある。感覚判断をはじめとする各常識判断システムは、固有の知識ベースを保持しているが、相互に参照することができないという問題がある。そこで本研究では、感覚判断のオントロジーを構築することで、他の判断システムとの相互利用が可能な知識構造を検証する。

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