5N-5
ノード間の距離関係を考慮したソーシャルネットワークにおけるk匿名化
○岡田莉奈,渡辺知恵美,北川博之(筑波大)
ソーシャルネットワークデータ(SNデータ)を研究やデータ分析の目的で一般的に公開するためには,利用者のプライバシー保護のための匿名化処理が必要である.SNデータ匿名化の1既存手法として任意のノードの隣接ノードから成るサブグラフに着目し,同型のサブグラフが少なくともk個存在するようにノイズエッジを追加して匿名化するものがある.しかしこの手法ではノイズエッジの追加によりノード間の距離関係が大きく変化する.そこで,本研究では距離関係の変化を低減することのできる匿名化アルゴリズムを提案する.

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