5G-6
非定型分析支援システムの検討
○本林正裕,古川直広,中野定樹(日立)
非定型分析は分析手順作成から実施までに時間を要するため分析結果より
得られるコスト削減等の機会損失が生じる。我々はこの損失は手順作成の
高速化により回避できると考え非定型分析支援システムを開発している。
このシステムでは作成した手順を再現する機能を開発したが,収集した
手順群に含まれない新規手順を作成できない,対象データが異なる場合
手順の修正が必要,という課題があった。そのため分析手順に追加する
処理の推薦や別データ用に作成した手順を目的データ用に自動変換する
ことにより,手順作成の高速化を実現することを目指す。
生産現場データを用いて簡単な手順作成を行った結果,作成時間を約9割
短縮できる可能性を確認した。

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