5G-4
遠距離恋愛者に対する日常の行動を用いたアウェアネス支援の提案
○大廣智也,泉 朋子,仲谷善雄(立命館大)
近年の情報技術の発展と情報リテラシーの向上によって遠隔地におけるコミュニケーションは飛躍的な進歩を遂げた。しかしながら、そのような環境下でも対面コミュニケーションとのギャップに悩む人は数多く存在する。既存の通信手段における間接的コミュニケーションでは互いのアウェアネスをうまく共有することは難しい。特に遠距離恋愛のような合理的な側面よりも感情的な側面が支配的な状況において顕著になる。そこで、本論文では、日常の行動の中から「相手に親しみを感じる行動」を抽出し、それを包括的情報として相手に提示することで、対面コミュニケーション時に得られるアウェアネスを遠隔コミュニケーション時に補完するシステムを提案する。

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