5D-7
滞在地と経路に着目した生活圏抽出法の検討
○松尾雄二,原  直,阿部匡伸(岡山大)
 近年、高齢者による徘徊行動が社会問題となっている。
既存の見守りシステムではあらかじめ行動範囲を設定する必要があり、
その範囲も詳細に決定できないため十分な見守りが不可能である。
 そこで、本研究では蓄積したGPSデータを用いて見守りシステムに応用するための生活圏(行動範囲)を抽出する方法を検討する。
GPSデータに含まれる位置情報(緯度経度)をGEOHEXを用いてHEXコードという量子化符号に変換する。それらのHEXコードを滞在地と経路に分類し、
頻度の高いHEXコードをそれぞれの生活圏として抽出し、滞在地に属するデータの生活圏と経路に属するデータの生活圏の整合性を評価した。

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