5D-4
ホームネットワーク接続機器の状態把握に関する提案
○高谷太紹,美原義行,小林昭久,山口徹也(NTT西日本)
ホームネットワークの複雑化により、ホームネットワーク監視などのサポートサービスが求められている。
ネットワーク機器やサーバシステムの状態監視には、SNMPやICMP echoなどが用いられているが、
SNMPに対応した宅内機器は限られ、状態把握には有効ではないと考えられる。
また、宅内機器は様々な状態を持ち、ICMP echoでは、機器の状態を把握することが困難な場合がある。
そこで、本稿では、ホームネットワークに接続された機器に対してICMPを発出し、
その応答の有無に加え応答時間(Round Trip Time)の差を分析することで、
その機器の死活監視、さらには機器の状態把握を実現する方法を提案する。

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