5D-2
実使用条件を考慮した建物内位置推定
○菊池剛多,大山 実(電機大)
近年,GPSや無線LAN機器(WLAN)を搭載した端末が普及し,これらから得られる位置情報を用いた新サービスが盛んに開発されている.
屋外の位置情報取得にはGPSを用いる方式が一般的であり,屋内ではWLANやICタグを使用した方式等が提案されている.しかし,WLANを用いた屋内位置に関しては位置推定範囲が1フロアのみであったり,電波強度の基準パタンを登録する端末と測定端末が同一である等,限定条件下の実験が殆どである.
今回,基準パタン登録端末と異なる複数端末での測定,また,ビル全体に渡る位置推定実験を行った.さらに,人の在室状況を変化させた実験を行ったので報告する。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について