5D-1
移動車両におけるスループット計測を用いた無線LAN接続制御
○高橋 幹(岩手県大),今田諭志,鈴木信雄(KDDI研)
近年、バスや電車などでWiMAXをバックホールとする無線LANサービスが展開されている。車内での無線LANサービスでは、移動によってバックホールの品質が不安定になるとスループットが低下する懸念がある。そこで、アクセスポイント(AP)でWiMAXの受信信号強度とスループットを定期的に監視して無線LANの接続上限数を制限し、上限値を超えた場合には無線LANを使わず3GやLTE網に接続する機能を提案した。また、乗車時にAPから特定の信号を受信したときに乗客の端末の無線LAN機能を自動で起動し、無線LAN機能を常時オフにしている乗客にも無線LANの利用を促す機能を実装する手法についても提案した。

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