5B-7
RDFを利用した生産工程管理支援システム
○越田高志,山品壮隆(松江高専)
 我々は地元の金属加工会社と共同でセマンテックWebを利用した
生産工程管理システムの開発に取り組んでいる.我々の目標は,次の3点
①リアルタイムでの各ロットの進捗管理の実現,
②ロット毎の加工工程決定支援の自動化,
③各ロットに対する工程機器の自動割付最適化
である.①に関しては既に報告している.②を実現するためには,
過去の実作業データを「品名」,「設計図番」,「加工特徴」,「ロット」と
対応して分類・解析しなければならない.そのデータを元に新規受注品や
リピート品に対して,加工工程の意思決定を支援する.その意思決定を支援するために,実作業データを加工・抽出した各種データが必要であり,Webサービスを利用して,これらのデータをRDFデータとして自動作成し,RDBに格納して,再利用する支援システムを開発している.今回その開発状況について報告する.

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