5A-3
ゴール指向要求分析における妥当性確認と検証に関する研究
○岡野道太郎,中谷多哉子(筑波大)
本研究は,ゴール指向要求分析の妥当性確認と検証を行う手法に
ついて提案する.
ゴール指向要求分析では,要求の詳細化を,ゴールからサブゴール
へ分解することで行う.分解する際,複数のサブゴールすべてが選択
されるAND分割と,複数に分割されたサブゴールのうち1つ以上が
選択されればよいOR分割がある.
AND分解では,サブゴールが全て選択,達成された時,親ゴールが
達成されなければならない.またOR分解でも,選択されたサブゴール
が達成された場合,親ゴールが達成されなければならない.
本研究では,このような,サブゴールが達成された時,親ゴールが
達成されることを確認する手法に関して,提案を行う.