4ZF-9
自律的・能動的行動を育成するための大学初年次学修プログラムの実証的提案
○今村咲貴,中村太戯留,上林憲行(東京工科大)
本研究では、学生の自律的能動的態度を育成するための条件を調査し、大学初年次学修プログラムとして実践した。学生にSNS(Social Networking Service)上で連絡し、一日一度は確認し連絡に対してなるべく早くコメントをすることを指示した。SNS上でのコメントを返信するまでにかかる時間や、学生の前期の活動に対する自己評価を指標化して日常的行動や学生の自己評価を数値化し、それぞれの指標とGPA(Grade Point Average)や取得単位数との相関を調べた。その結果、指標化した日常的行動とGPA等に相関が見られた。このことから基本的行動様式を身につけることが重要であるとともに、今回実践したプログラムが有効である可能性が示唆された。

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