4ZF-6
主観的な実力の見積もりを訂正する学習成果可視化システムの開発
○大谷拓也,後藤裕介,南野謙一,渡邊慶和(岩手県大)
資格試験を受ける上で、学習者が主観的に見積もった実力と実際の実力には相違がある。このため、情報処理技術者試験を受験した所属大学の学生は、試験を難しいと考えている一方で学習時間が少ない。本研究では、主観的に見積もっている実力を過去の学習成果(取得単位の出来具合を五段階評価で点数化)を用いて計算し、過去問の正答率から実力を点数化することで、この相違の可視化を行うシステムを開発する。可視化を行った上で、点数の相違を受け、点数が低いものへの対策方法、学習方法を示す。さらに、資格取得者から学習方法への指摘をもらうことで、適切な学習方法に改善する機能を実装し、有効性を確認する。

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