4ZE-1
自己説明に基づいた意思決定スキル育成システム-野球采配を対象として-
○荒木涼耀,小尻智子(関西大)
意志決定スキルとは目的を達成するためにあらゆる要素を考慮し、最善だと思われる手段を選択する能力のことである。通常、意思決定は暗黙的に実施されるため、自身の意思決定スキルを自覚したり向上させたりする機会は少ない。本研究では妥当な意思決定を想定される行動に関するあらゆる要素を考慮したものであるとみなし、自身で行動をシュミレーションすると共に、それらの行動に基づいて意思決定過程の妥当性を説明するという学習手法を提案する。そして野球監督の采配決定を対象とし、決定した采配に基づいたプレーを自身でシュミレーションできる環境と、自身の采配決定過程と比較することで意思決定過の妥当性を検証できる環境を構築する。

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