4Y-8
DTNをベースとしたモバイルクラウド型災害情報共有システム
○菊池瑶介,橋本浩二,柴田義孝(岩手県大)
 災害時における迅速な情報共有は非常に重要である。近年ではWebベースの災害情報システムが提供され、災害発生後の情報収集・意思決定の迅速化に貢献している。また、現在はクラウド技術が普及し、仮想化技術を利用することでユーザ自身によるクラウド基盤の構築が可能となった。
 本論文では、サーバ群の障害や急激な負荷変動にも柔軟に対応可能なクラウド基盤の構築を行う。先行研究のシステムである大規模災害情報共有ポータルサイトをクラウド上に配置し、システムの負荷に応じたサーバリソースの動的な配分を実現させる。また、モバイルクラウドの導入により、通信途絶地域においても通常のクラウドが持つ機能を提供することが可能となる。

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