4X-5
NFCタグのデータ領域を仮想化するアーキテクチャの提案とその応用
○篠原拓也(東京工科大),岡崎博樹(手仕事工房),上林憲行(東京工科大)
本研究では情報の領域が有限であるNFC(Near Field Communication)タグの情報を仮想化することで無限の情報領域を確保するアーキテクチャの提案である。
情報領域を無限に確保することで主に個人利用であるNFCタグの活用領域を複数人による利用を可能とする。
複数人による利用を可能とするためにNFCタグの固有のIDとアプリケーションごとに固有のIDを設定することでデータベース上で情報を選別することを可能とする。
これによってNFCタグに直接データを書き込む必要がなくなり複数のアプリケーションによるNFCタグの共有利用が可能となる。
NFCタグのデータ領域を仮想化する応用として図書館で利用できる電子栞サービスを開発。
情報の領域を仮想化することで一つのNFCタグで複数の動作をすることが可能となった。

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