4X-3
RFIDによる忘れ物防止システムの実現性の考察
○青田慎也,吉田博哉(神戸情報大)
タブレットや携帯端末には多くの個人情報が含まれており、それらを
紛失した場合は、情報流出された本人に損害が生じるのは勿論のこと,
企業側にも莫大な費用・損失が発生する。これらの問題を回避するために、
RFIDやbluetoothといった電波の送受信を用いた遺失物防止システムが
開発されている。一方、従来のシステムでは,RFIDを用いた場合、
電波受信装置が大きいため、設置場所が限定されるという問題が
挙げられる。また、bluetoothを用いた場合、所有物に取り付けるタグの
電池消費が激しく、頻繁な電池交換が必要といった点が課題として
挙げられる。そこで本研究では,これらの課題を解決するために、
電波受信装置には携帯端末、所有物に取り付けるタグにはICタグを用いた
RFIDによる遺失物防止システムを開発し,その有効性を確認する。

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