4U-8
小型無人飛行体を用いた個人用知的移動体の安全性の向上
○山﨑 駿,尾崎宏樹,矢田幸大,長尾 確(名大)
我々の研究室では、個人用知的移動体AT(AttentiveTownvehicle)と呼ばれる、搭乗者の行きたい場所まで自動で移動する個人用の乗り物の研究・開発を行っている。自動走行する移動体の問題の1つは搭乗者の安全性である。この問題に対して移動体自身が持つセンサでは十分に対処できないため、いかに環境側に周囲の情報を収集し伝達する仕組みを実現するか、ということが重要となる。従来の研究では、自律走行可能な小型無人移動体SUV(Small Unmanned Vehicle)をATの拡張センサとして用いることでこの問題の解決を図ったが、新たな課題としてSUV自身が歩行者や障害物と接触・衝突する可能性があることが挙げられた。そこで本研究では、自律飛行可能な小型無人飛行体SUAV(Small Unmanned Aerial Vehicle)をSUVの代わりとして、ATを取り巻く環境の更なる安全性の向上を目指す。

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