4U-3
運転行動からのドライバの歩行者への気づきの確率的推定
○深川裕規,山田啓一(名城大)
歩行者事故防止を目的に、車両前方の歩行者をドライバに警報する
支援システムが実用化されている。このようなシステムではドライバが
歩行者に気づいている場合にも警報してしまう場合があり、煩わしい
ものとなってしまう。そこで、ドライバが歩行者に気づいたかどうか
を推定することで、より効果的に事故を防ぐことができると考えられる。
また、ドライバが歩行者に気づいた時、気付いていない時とは異なる
運転行動をとると考えられる。このような考え方に基づき、ドライバの
歩行者への気づきをドライバの運転行動から確率モデルを用いて
推定する手法を提案する。そして、ドライビングシミュレータを
用いた実験による評価結果を示す。

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