4S-4
連続2ターンのユーザ発話を用いた発話内の未知語有無推定
○大塚嗣巳（名大），中村友昭，中野幹生（ホンダRIJ），駒谷和範（名大）
音声対話システムにおいて，対話を通じて認識用辞書外の未知語を取得
するためには，発話内でそれの存在を特定する必要がある．音声認識部
では通常，未知語も辞書内の単語として認識してしまうため，未知語の
有無を推定しなければ，発話内にそれが存在するかは分からない．本研
究では，同一単語を含む同一話者の連続2ターンの発話からその単語が未
知語であるか推定することを目指す．推定にはSVMを用い，1発話から得
られる特徴に加え，発話の連続性を考慮した特徴を利用した．1発話目のみ
の特徴を用いる場合と，2 発話を独立で使用する場合の2種類のベースライ
手法と比較した結果．提案手法による推定精度の向上を確認した．
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