4M-2
デジタルコンテンツの部分要素関連付けと文脈情報の可視化に基づく論文執筆支援
○棚瀬達央,大平茂輝,長尾 確(名大)
研究活動においてデジタルコンテンツ(論文・研究ノート・発表資料等)の作成・閲覧が盛んに行われている。長期にわたる研究活動の中で蓄積されるそれらのコンテンツの量は非常に膨大であり、最終的に1つの論文としてまとめる際には、コンテンツの情報を整理する必要がある。
しかし、論文執筆に不慣れな学生などにとっては、頭の中だけで論文に必要な情報を探し出し、整理することは困難である。そこで本研究では、それらのコンテンツの部分要素を、論文のアウトラインに関連付ける仕組みを提供し、さらに、コンテンツの文脈情報を提示することで論文執筆を支援する。
ここで述べる文脈情報とは、コンテンツ間における参照・引用情報であり、これらの情報は研究グループの中でのコンテンツの作成・閲覧履歴から自動で収集する。

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