4L-7
広告接触による消費者行動変化 デモグラフィック分割による分析
○高橋 柊,岡田洋明,丹羽悠斗,川崎隆史,杉山 歩,Hieu Chi DAM(北陸先端大)
多様化・複雑化する情報社会において,消費者に対する効果的な
広告手法の発見は,企業にとってますます重要度が増している.
本研究では,消費者の商品認知・購入実態と広告接触状況をもつ
顧客データをデモグラフィック属性により分割し,
Random Forestを用い属性群の消費者行動変化を広告接触状況に
より説明する識別器を構築した.本解析により,構築した識別器
から,広告接触と購買行動の相関が属性群により異なることが示
された.また,消費者の商品認知・購入実態に影響を及ぼす広告
の出稿時間帯には明確な差異があることが示唆された.これらの
結果より,特定のデモグラフィック属性をもつ消費者に対し,企
業が効果的な広告戦略を行うことが可能となる.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について