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セキュリティ評価プラットフォームにおける国際標準間の関連情報作成手法の提案と実装
○太田 悟,高橋雄志(創価大),勅使河原可海(電機大),篠宮紀彦(創価大)
セキュリティ認証取得のために多数の国際標準が策定されているが,それらを統合的に扱う環境はまだない.先行研究では,統合環境を実現するためにセキュリティ評価プラットフォームを提案している.異なる国際標準間で同じ項目内容を示す関連情報を必要とするが,必ずしも関連情報は定義されていないという問題がある.本稿では,異なる標準の項目間の相関を算出することで,標準間の関連情報を導出する新たな機能を提案し,実装した.さらに,形態素解析に必要な辞書をセキュリティ標準用にカスタマイズしたものを用いることで,異なる標準間における関連情報の再現率を向上することができた.

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