4D-2
フラクタル符号化特徴量を用いた対話型遺伝的アルゴリズムによる類似画像検索
○栃原直哉,鶴見 智(群馬高専)
フラクタル符号化は画像の持つ自己相似性を利用した画像符号化法である.
フラクタル符号は画像の自己相似性の定量的指標であり,ブロック間の
コラージュ誤差分布は自己相似性の度合いを特徴付け,分布の違いを
利用して画像の分類が可能となる.フラクタル符号を用いることで圧縮
された状態で画像を扱うことができ,膨大な画像データベースにも適用
可能である.一方,検索結果とユーザの希望との間にはギャップが生じる.
そこで本研究では,ユーザの主観度,嗜好を検索過程に取り込む対話型
遺伝的アルゴリズムを適用したフラクタル画像検索システムを提案する.
1000枚の画像データベースを用いた検索実験を行い,提案システムの有効
性を示す.

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