4C-6
相関ルールデータマイニングにGPを応用したグローバル経営人材育成のための海外派遣適性評価システム
○松村幸輝(東京福祉大)
日本企業の海外派遣要員として必要な要因を定性的・定量的に分析し,海外派遣のためのグローバル人材育成を有効に行うことが重要課題となっている.本研究は,海外派遣駐在員と現地ローカルスタッフに対してアンケート調査を行い,その調査結果に基づいて海外派遣者の効率的な選抜や育成を可能にする適性評価システムの構築を検討する.システム構築においては分類問題解決手法に基づき評価基準に決定木手法を用いる.決定木の非終端子部分の設定には,適性度と直接的な相関性をもつ資質・能力を見出すために,データマイニングに有効な相関ルールに基づく新しい手法を提案する.そして決定木を個体とみなして遺伝的プログラミング(GP)で最適化を試みる.この結果から,海外派遣に必要な資質・能力を見出すとともに,実用的な評価ツールの構築を目指す.

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