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構造化オーバーレイネットワークによるタイムスロットを用いた正確なデータ集計手法
○武田敦志(東北学院大)
コンピュータを用いて我々の生活の安心安全を確認するためには、広域に配置された膨大な数のセンサーや計算端末で計測されたデータを効率よく集計する必要がある。今までにも構造化オーバーレイネットワークを用いて計測データを効率よく集計する手法が提案されてきたが、従来手法では集計対象となるデータの計測時間を統一することが難しかったため集計結果の正確さに問題があった。そこで、本稿では構造化オーバーレイネットワークのデータ集計機能にタイムスロットの概念を導入し、同一時刻に計測されたデータだけを対象とした集計を行うことにより、従来手法よりも正確な計測データの集計結果を得られるデータ集計手法を提案する。

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