情報処理学会 第76回全国大会講演要旨

近年の仮想化技術の発展により、データセンタ(DC)間を論理L2NWによって接続し、
拠点を跨ったライブマイグレーションが利用されている。
DC間マイグレーション後、仮想マシンとデフォルトゲートウェイが異なるDCに
ある場合、外部への通信がDCを跨った経路になり冗長である。
そのような問題点を解決する技術として、マイグレーション後に仮想マシンに
よる通信を同一DCのデフォルトゲートウェイを経由させるための方式が複数提案されている。
本稿では、それらの方式の有効性および問題点について比較評価を行う。