3ZF-3
投影型電子黒板の利用を想定した算数学習支援教材の開発
○仁木優哉,星川 駿,安藤公彦,松永信介(東京工科大)
小学校で算数を学習する児童の中には、計算問題は問題なく解けるのだが、文章問題になったとたんに解けなくなってしまう児童が存在する。このような児童は問題文の中で問われている状況がイメージ出来ていない傾向にある。そのため文章問題を解くために絵や図を用いる事が有効であると考えた。
また、近年教育の現場に電子黒板というICT機器の導入が進んでおり、プロジェクターを使用するタイプの電子黒板を私達は「投影型」と定義し、この機器に着目した。この投影型電子黒板はPC画面を黒板に直接投影が出来、学校の先生が普段行っている授業方法に電子教材を加える事が出来る。これにより従来の授業方法を残しながら、新しい授業方法が発見出来るのではないかと考えた。
上記より、本研究では、投影型電子黒板、黒板やプリントと言った従来の授業方法を併せることによる新しい授業方法の模索と投影型電子黒板の有用性および黒板と投影型電子黒板の併用に適した算数学習教材の開発を行う事を目的とし研究を行った。

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