3ZE-2
ペンタブレットを用いた書字リハビリ効果の評価支援システムの提案
○及川遼介,松田浩一(岩手県大)
 病院では,手指機能回復のためのリハビリとして図形模写や書字課題が定期的に行われている.作業療法士は患者の過去の結果との差を比較し,主観でリハビリ効果の評価を行っているため,評価に明確な指標がない.本研究では主観で行っている回復度の評価を定量値としてとらえ分かりやすく提示することを目的とする.提案システムは作業療法士の評価指標を基に筆圧や図形特徴をパラメータ化し評価の支援を行う.タブレットPCを用いることで筆圧や座標点からリアルタイムに評価パラメータを取得することができる.作業療法士は患者の観察と評価パラメータにより回復度の評価を判断することができる.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について