3ZD-9
Kinectを活用したドラム練習者のための自主練習ツールの開発
○平野光正,井口信和(近畿大)
ドラムやティンパニなどの打楽器は,腕の振りや姿勢などの演奏動作が
音色や曲調に深く関わっており,その習得は非常に重要である.
打楽器の練習をする際には,熟練者からの指導を受けることが有効である.
しかし,指導を受ける機会は限られており,多くの場合
自主練習する必要がある.自主練習では演奏動作が教則通りにできたか
客観的に判断することは打楽器の初心者には難しい.
そこで本研究ではドラム練習のための,演奏動作を客観的に
判定するツールを開発した.このツールはKinectを使用して,
練習の教則となるデータと練習者の動作を比較することで,
教則通りに練習できたか判定し提示する.これにより演奏動作を
客観的に判断でき,効率的に技術を向上させることができる.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について