3ZD-2
KinectとバランスWiiボードを用いた胸骨圧迫の姿勢学習アプリケーションの開発
○小原拓也,平間大貴(釧路公大),佐々木富子,宮尾スミエ(釧路孝仁会看護専門学校),林 秀彦(鳴門教育大),皆月昭則(釧路公大)
 心停止傷病者に対する緊急の処置方法である心肺蘇生法(CPR)は,
一般普及の拡大に伴い正しい習得が必要である.特に胸骨圧迫は傷病者の術後に影響を及ぼすことから,質の高い適切な処置が求められる.本研究では質の高い胸骨圧迫を会得するため圧迫姿勢に焦点を当て,姿勢学習支援アプリケーションを開発した.
 姿勢検知環境では,Kinect for WindowsとバランスWiiボードを用いた. 学習アプリケーションではCPR資格保有者の胸骨圧迫時の姿勢を記録,再現させている.学習操作ではKinectカメラセンサーを用い,実際の心肺蘇生法に基づき,1分間の間に救助者の胸骨圧迫時の姿勢のずれを検知導出し,圧迫力の変化を理解させた上で正しい姿勢を会得させた.

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