3ZB-8
遠隔作業支援システムにおける指導者によるAR情報の重積手法とネットワーク環境が及ぼす影響についての評価
○大多和均,佐野良樹,長沼晶子,古澤昌也,湯瀬裕昭,渡邉貴之(静岡県大)
既存の多くの遠隔作業支援システムでは,指導者が作業者の撮影している映像に,マーカやスタンプ等と呼ばれるアノテーションを設定できる.しかし,作業者の手振れ等によって設定したアノテーションが作業対象物からずれることが問題となる.そこで,画像処理によって,作業対象物を追尾しアノテーションのずれを防止する手法が提案されている.本研究では,マーカなどのAR情報を作業対象物に正確に重積するいくつかの手法について比較するとともに,遅延等のネットワーク環境が作業対象物とアノテーションの位置関係に及ぼす影響について考察し,それぞれの手法の有効性について評価を行う.

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