3ZA-3
情動認知におけるクロスモーダル性に関する検討
○岸本和香(同志社大),正田 悠(同志社大/日本学術振興会),新田 晴,阪田真己子(同志社大)
本研究は、表情と音声の感情が異なるとき、第3者にどのように感情判断がなされるかということを明らかにすることを目的とする。演者が無意味語「にれなこ」を「喜び」・「リラックス」・「悲しみ」・「怒り」の4つの感情で表現し、それを用いて評価実験用の呈示刺激を作成した。表情と音声で4つの感情が異なる刺激を呈示することにより、評価者がどのような感情判断を行うかを自由評定尺度法を用いて、評価実験を実施した。分析によって得られた評価データを基に、情動認知における視覚と聴覚のクロスモーダルな特性についての検討を行った。

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