3Y-3
メッセージフェリー方式を用いた災害時アプリケーション用通信フレームワークの提案と実装
○長谷川友香,小口正人(お茶の水女子大)
震災や台風などの災害時にはネットワークの混雑や機器の故障などにより通信手段が断たれ孤立する地域が生じる。このような地域にいる人々が地域外の人々と連絡を取り合う手段を提供することは非常に重要な課題である。
この課題を解決するための技術として遅延耐性ネットワーク(DTN:Delay Tolerant Networking)
が広く研究されている。しかし、DTNを用いたシステムで一般に実用化されているものはほとんどない。
そこで本研究ではメッセージフェリー方式を用いたシンプルなDTNアプリケーションの実機実装フレームワークを提案する。フレームワーク上で実装した伝言伝達アプリケーションを紹介する。

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