3X-3
マーカと受信信号強度を用いたアドホックネットワーク可視化システムの設計(1)
○武田直人,村岡 諒,小林秀幸,高橋晶子(仙台高専)
無線ネットワーク環境の発展により,無線ネットワークの構築が簡易的,
即時的に可能となっている.
しかしながら,無線ネットワークは伝送路に電波を用いるため,
ネットワークの構造や通信状態を把握することが困難である.
本稿では,AR技術を用いて,現実空間の機器と直接関連付けて
アドホックネットワークの伝送路情報を可視化するシステムを提案する.
提案手法は,マーカが貼られたデバイスをカメラで写すことによって,
デバイス間のリンクを表示し,
その際に受信したRSSIを基に通信強度の可視化も行う.
また実機による実装を通してノード間の通信状態を把握できることを確認し,
無線ネットワークを視覚的に表現することが出来た.

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