3W-4
複数の浮流ノードを用いたマルチホップ無線映像伝送システムの提案
○長島大貴,中島竜太郎,石原 進(静岡大)
汚水が流れている下水道管内を低コストで,安全,確実に検査するためのシステムとして,複数の浮流ノードを用いたマルチホップ無線映像伝送システムを提案する.
これは,管内に一定間隔で複数の浮流カメラノード,中継ノードを流し,マンホール下に設置されたAPまで撮影した映像データをマルチホップ通信させることで,単一ノードとAPの1ホップ通信では困難な,数10mから数100m範囲のリアルタイム映像モニタリングを実現するものである.
下水道管内ではノード間隔の変化,壁や障害物等への衝突によるノードの故障が発生する.
本稿では,下水道管内のノード間のリンク品質の計測に基づき,ノード投入間隔の調整や経路選択等の設計について考察する.

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