3V-3
スマートフォン内の複数センサを用いた歩行者位置推定
○遠藤 巌,藤田 悟(法大)
現在, 携帯端末内のGPSセンサを用いて歩行者の位置情報を取得し,
その位置情報から経路推定等を行うサービスが広く普及している.
しかしGPSの測位範囲の限界から, 屋内環境でのサービス実用化には
至っていないのが現状である. そこで本論文では, 加速度や磁界強度等の
端末内の各種センサ情報から歩行者の位置を求めるデッドレコニング技術を
用いて, 屋内利用可能な歩行者の位置推定システムの構築を行った.
従来のデッドレコニングの研究では, 端末内の各センサを単独で用いる事が
多く, センサに発生する誤差が位置推定精度に影響を与えていた.
本論文では, それらのセンサを組み合わせて用いる事によって誤差を低減させ,
より高精度に位置推定を行う手法を提案する.

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