3U-6
駅ホーム上でのスマートフォンのながら使用における転落危険場面の推定
○野牧 央,佐藤 真,藤波香織(農工大)
近年普及しているスマートフォンは,従来の携帯電話と違い,画面を見ながらタッチして操作するので,ユーザが画面を注視し続けてしまう.
それにより,駅ホーム上で歩きながらスマートフォンを操作することで線路へ転落する事故も発生している.
線路への転落の防止策としてホームドアが挙げられるが,コストがかかることや,車両扉位置の相違による技術的課題から,未だ十分に普及していない.
本研究ではユーザの線路への転落を防止するため,ホーム上の点字ブロックを用いて転落危険場面の検出を行う.
スマートフォンのカメラから点字ブロックを認識し,端末の傾きを用いてユーザが立っている位置を推定し,転落危険場面にあるか判定する.

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