3U-2
ウェアラブルセンサを用いた発汗量推定モデルのパラメータ調整に関する一検討
○濱谷尚志,内山 彰,東野輝夫(阪大)
運動中の発汗量を把握することは安全な運動を支援するために重要である.
発汗量は体重減少量を測定する必要があるためリアルタイムでの計測が困難
だが,近年開発された小型発汗センサにより装着部位の発汗量が取得できる
ようになった.本研究では,小型発汗センサを用いて取得した装着部位の発
汗量から全身の発汗量を推定することを目的とする.このため発汗量推定モ
デルを構築するが,発汗量には個人差があるため推定モデルは個人に合わせ
たパラメータ調整が必要となる.本研究では少ない手間でのパラメータ調整
を実現するため,発汗量と相関があり,リアルタイム測定可能な深部体温に
基づきパラメータを調整する方式について検討する.

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