3T-5
群れの挙動における相転移とスケールフリー相関
○坂本佑樹,高橋達二(電機大)
ReynoldsによるBoidsモデルの提案以来、様々な角度から群れモデルの研究が行われてきた。
近年、現実の動物の群れの中にスケールフリー相関が発見され、いわば群れの中の群れもう一つの
群れといわれる存在が発見された。群れ全体の行動とは違った魚個々の動きが見られたのである。
また群れ全体の大きさに対し、群れの中の群れの大きさが一定の割合の大きさで発現するという
報告もある。この現象を表現できたモデルとしてMTIモデルがある。しかし、この現象は
MTI以外の既存のモデルで表現できないのだろうか? また表現できないのであれば、
何が足りないのだろうか。MTIをはじめとした、既存のモデルを対象に群れの中の群れに焦点を当てて、解析を行った。

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