3S-7
心理的距離を考慮したクラウドソーシングにおける依頼先選択支援システムの試作
○馬淵俊弥,福田直樹(静岡大)
クラウドソーシングとは,組織や個人がオープンかつ不特定多数の群衆から
人材を集めることでタスクを処理することが可能なサービスである.
クラウドソーシングは,不特定多数の利用者を安価かつ容易に働かせることが
可能であるという利点がある一方で,専門的な知識を要するタスクの場合には,
依頼した者の中で実際に回答が可能である者がいない状況が発生する.
本研究では,依頼された者が回答不能である場合は,その者自らが
タスクの仲介者となり,回答できる可能性のある者を選出しタスクの
橋渡しを行うことを考え,そのための依頼先選択を支援するための
システムの試作について述べる.

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