3R-3
進化計算によるベクトル量子化のためのコードブックの最適化
○大林祐基,鈴木幸司(室蘭工大)
ベクトル量子化は実装が容易で少ない計算量で画像を圧縮できるため
広く研究されている。ベクトル量子化では学習ベクトルから
クラスタリングアルゴリズムによって作成されたクラスタより
コードブックを作成する必要がある。このコードブックによって
圧縮された画質が決まるため、良質なコードブックの作成が求められる。
本研究では、クラスタリングアルゴリズムの初期コードブックの作成に、
実数型遺伝的アルゴリズムを用いることによって初期値依存問題の解消を
試みる。実験では、ランダムに選んだ初期コードブックと実数型遺伝的
アルゴリズムによって作成した初期コードブックを用いてクラスタリングを
行い、それらから作成されたコードブックを比較することで
その有用性について検討する。

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