3Q-1
パーティクルフィルタを用いた複数物体追跡のハフ変換による観測手法の検討
○佐藤恵一,鈴木幸司(室蘭工大)
物体追跡の手法としてパーティクルフィルタを用いた手法が研究されている。
パーティクルフィルタの尤度推定の処理に、観測手法として
SURFを用いることで複数物体追跡を行うことができる。
SURFは回転やスケール変化に不変な特徴量であるため、
移動物体が複数あったとしてもそれぞれの物体を区別できる。
しかしSURFは同様の特徴記述を用いる手法としては高速であるが、
リアルタイム追跡を実現するためには計算負荷が大きい。
本研究では観測手法として一般化ハフ変換を用いた物体追跡を検討する。
一般化ハフ変換は画像のエッジを用いて物体認識を行う手法であり、
SURFに比べて計算負荷の軽減が期待できる。
一般化ハフ変換をパーティクルフィルタに適応し複数物体追跡を行い、
SURFを用いた追跡結果と比較を行う。

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