3N-1
複数問い合わせ処理のワークロードに着目したSSDを用いたデータベースの最適化
○鈴木恵介,早水悠登,横山大作(東大),中野美由紀(芝浦工大),喜連川優(東大/NII)
近年、SSDは容量の増加や、価格低下に伴いHDDに変わるストレージ機器として注目を集めている。
SSDのアクセス特性としては、ランダムI/Oが高速な点や、
並列アクセスによりスループットが上昇する点が挙げられる。
大規模データのクエリ処理で多用されるハッシュテーブルを用いた演算は、
ランダムI/Oの帯域が十分な環境では、テーブルサイズを小さくすることで、キャッシュ使用量を抑え、なおかつ利用効率が高まり全体の処理時間を短縮できる。
本稿では、これを利用し複数問い合わせでキャッシュやI/O帯域を分割して
使用することでスループットを向上させる手法について論じる。

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