3K-5
セルオートマトン手法を用いた大規模相互結合網シミュレータのGPUによる高速化
○鈴木裕樹,横田隆史,大津金光,大川 猛(宇都宮大)
近年の大規模並列スーパーコンピュータは,計算ノードの数を増やして処理能力を向上させる傾向にあるため,それぞれのノード間での通信性能がスーパーコンピュータ自体の性能に大きな影響を及ぼす.
通信を司る相互結合網が大規模になると,実際にネットワークを構築してシミュレーションを行うのに多大なコストがかかる.
そこで,効率的なシミュレータを作成するためにセルオートマトンを用いる.作成するシミュレータでは大規模な相互結合網をシミュレートすることを前提としており,計算量が膨大となるため,効率化とともに高速化が必要となる.
そこで,セルオートマトンを用いたシミュレータをGPUを用いて並列化し,処理速度向上を目指す.

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