3K-4
巡回セールスマン問題における2-opt法のGPGPUによる高速化
○福田悠太,大川 猛,大津金光,横田隆史(宇都宮大)
組み合わせ最適化問題のひとつである巡回セールスマン問題の
近似解を求める際,都市数が多くなると探索空間も膨大となる
ため,多くの計算時間が必要となる.
また,都市数が数万都市以上の規模になると,高速な近似アル
ゴリズムである2-opt法を用いても計算時間が膨大となる.
一方,近年は高速な画像処理を得意とするGPUに汎用的な数値
計算を行わせるGPGPUが注目されている.
GPGPUを活用することにより,CPUを用いる場合よりも大幅な
速度向上を実現することができる.
本稿では,巡回セールスマン問題の近似アルゴリズムである
2-opt法の計算をGPUを用いて並列処理を行い,性能評価を行う.

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