3G-7
スマートフォンを用いた自転車走行時の路面信号抽出機構の設計
○小花祐輔,高橋淳二,狐崎直文,戸辺義人,Guillaume Lopez(青学大)
近年、自転車事故件数は増加傾向にある。その原因の一つとして、
路面の不整備があげられる。しかし、路面の調査はコスト面により、
十分に行われていないという問題がある。そこで本稿では、自転車
利用者が路面信号を取得することで、調査の負荷を軽減することを
目的とする。加速度センサを内蔵したスマートフォンを装着し、自転車を
走行することで加速度信号を取得する。取得した加速度信号に対し、
独立成分分析を用いることでペダリング信号と路面信号を分離する。
その路面信号の特徴から路面の分類を行う。本稿では路面の一つとして、
段差の分類を行う。登り段差と下り段差の分類精度を検証するために
2つの実験を行った。実験1が段差の分類精度検証の実験、実験2が
ペダリングパターンによる精度検証の実験である。

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