3G-6
要因分析と損傷予測手法の研究開発とマンホール保全データによる評価
○長谷川隆(日立),石川雄章,門間正挙(東大),川端一嘉,森 治郎,勝木康博(NTT)
情報システムによるインフラ事業者の設備保全業務支援手法の研究開発を目的とし,東京大学の社会連携講座に参画し,点検結果と運用・保全データとの関連性を求める要因分析と,同データから点検結果を予測する損傷予測の手法を考案し,実データで評価した。
要因分析としてはそのコアとなるχ2検定を基礎とする多重相関分析を,損傷予測としてはbias値で補正した数量化理論Ⅱ類に基づく手法を考案した。
マンホール保全実データにて評価を行い,要因分析に関しては点検結果と他データとの関連の可視化を実現し,損傷予測に関しては点検回避率80%において点検効率約2倍の結果が得られた。

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