3G-2
SNSと機械学習を利用した災害発生時の行動予測システムの構築
○安藤義裕,葉田善章(放送大)
地震等の災害時に一般の人がニュースよりも速く、多様な情報を入手することができる
手段としてFacebookやTwitter等のSNSが注目されている。
本論文ではTwitter社の公開APIを利用して自動的にデータを取得、解析し、
SVM等の機械学習アルゴリズムを適用した災害時の行動予測モデルの構築について論じる。
このモデルを利用したシステムでは一旦災害が発生するとTwitterのデータから
自動的に災害の発生を検知し、事前に構築した災害の規模別モデルから震度や
マグニチュードといった理論的な「数値」ではなく、「体感的」な災害の規模や
人々の今後の行動及び心理状態の変化を予測することが一定の精度で可能となる。

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