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Accessによる国試対策自主学習ソフトの開発と国家試験に及ぼす影響
○神崎秀嗣(京大),石田洋一,藤田洋一(京都保健衛生専門学校),菅原 良(秋田大)
近年急速なICT化が進んでいる. 様々な教育機関でもICTを教育に取り入れ始めてい
る. 国家による資格認定制度に合格することが教育機関の設置目的と不可分である高
等教育機関において,その目的を達成することは機関の重要な課題である.そのため
には,国家試験対策は切実な対策である.本論文は,臨床検査技師養成に係る当該対
策について,e-learningシステムを構築した事例を紹介する. その際,e-learning
で提供するシステムの基本的設計要素として, 1) スキナーの概念に基づくCAI, 2)
学習者の学習意思を尊重する自主学習システム, 3) SQLデータベースを用いる, 4) J
avaを援用する という基本方針を設定した. このシステムを利用し始まった結果, 臨
床検査技師国家試験第51回から58回までの当該機関の国家試験の合格率を比較したと
ころ,本システムの有意性を確認できた.本稿ではe-learningの必要性とともに今後
導入すべきe-learningシステムについて述べる.* 神崎秀嗣、 菅原良 、石田洋一、藤田洋一 データベースソフトウェアを活用した臨床検査技師国家試験対策eラーニングシステムの開発と活用報告 Computer & Education, 35, in press

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