3F-6
SCORM 2004教材における構造テスト支援ツールの検討
○田中頼人(早大)
eラーニングの学習の進捗に合わせて動作する適応型教材の効果や
形式的記述方法に関する研究は従来からなされており、
国際標準規格”SCORM 2004”として実用化が進んでいる。
しかし、適応型教材の開発段階でテストを行い、作者の意図の通りに教材が
動作するか否かを確認するための技術的な支援は、未だ十分ではない。

制御構造を有する適応型教材は一般的なソフトウェアと同様にバグ(欠陥)を
含む可能性を持ち、バグのある教材は本来の学習活動と関わりのないところで
学習者に負担を強いてしまう。

本発表の目的は、ソフトウェア工学の一分野であるソフトウェアテストの
手法をeラーニング教材開発の手順の中で適用し、欠陥の少ない適応型教材の
開発を支援するための技術的基盤について検討することである。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について